あんまり嬉しくて幸せな上棟イベントだったので今日のブログは長いです。
10月3日、上棟イベントの朝です。不安だったお天気も回復して気持ちのいい、この上ないお日和。
建物は棟(屋根の一番上の水平の部材のこと)が上がって全体の外形が見えました。
上棟イベントやりませんかとお話したとき、これまでやったこと無いからと困り顔だった市の方も
厳しい工期をやりくりしなくてはならない施工者の方も、やりたいけどと言われた地域の方も
今日は朝からにこにこで、協力して鉢巻して準備をしてくださっています。高所作業車には紅白幕。
すでにこの時点で本当に幸せな気持ちです。
イベントが始まりました。宇奈月温泉街再生戦略会議の会長で実行委員長の河田さんのご挨拶から始まり、副市長や議員の方のご祝辞をいただいて。仮囲いには「未来の宇奈月温泉」という子供たちの絵が飾られていました。
ofa小原が建物の概要と工事の進捗をご説明しました。緊張してかみかみです。
宇奈月のお祭りにも重なって、宇奈月青年団と子供たちが獅子舞と子供たちの舞が披露されました。
現場の仮囲いを開け紅白幕を貼っていただけて、無事の竣工を祈ってもらいました。
笛や太鼓の音が響き、白塗りのお化粧をした子供たちの地域伝統の舞と勇壮な対の獅子舞。
通りかかってイベントを知った観光のお客さんもどんどん集まってきます。
もうあまりの嬉しさに頭の後ろのほうがじぃんとすっかりしびれてしまいました。
お待ち兼ねの餅まきは、たくさんの地域の方と観光のお客さんが入り混じり、高々と手を上げました。建物の四方を固めるという「かど餅」はご祝儀入り。「これだけ大きいね?」と手にした人はまわりに居た地元の方にかど餅のことを教えてもらっていました。
こんな風に上棟を祝ってもらえて、竣工を待望してもらえて、たくさんの人に「上棟イベントよかったねぇ」と言ってもらえて、本当に幸せな仕事です。もういちいち涙腺がゆるんでいました。
これから工事は外壁や屋根など外側の皮を付け、その後内部の仕上げに入って行きます。
来年竣工オープンの予定、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
今日ご縁があった皆さん、竣工したらまたどうぞいらしてください。